白の間隙

作品名カナシロノカンゲキ
番号6193
分野立体
制作年1971年
作家名山田光 ヤマダ・ヒカル
材質白化粧・柿釉・焼締
寸法縦:48.0cm 横:7.5cm 高さ:59.0㎝
解説山田光は,何か薄いものを作ってみたくなり,ひねる手に少ない泥を握ってみた。これがやがてタタラによる仕事を始めるきっかけとなった。山田は薄い板状のタタラを横に寝かせず,二枚に重ね合わせ,直立させる。この作品も中央の窓のように見える白の部分に無数の穴がうがたれ,薄く,もろい材質感と強靭な構成が緊張感をもたらし,豊かな表現となっている。

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