山葡萄 鍛鉄 置物

作品名カナヤマブドウタンテツオキモノ
番号8075
分野金属工芸
制作年1971年頃
作家名後藤学 ゴトウ・ガク
材質鉄・銅
寸法縦:37.6cm  横:22.7cm  高さ:11.5cm 
解説鉄の打ち出しで山葡萄を象徴的に扱った置物で,鉄板を切り込んで組み立てて葉や茎とし,リベットで装着されている。贅肉をそぎ落とした簡明な表現となっているが,これは北原千鹿が昭和2年の第8回帝展に出品して特選となった「置物(花の折枝)の影響を色濃く受けている。戦前の「工人社」時代を彷彿とさせる数少ない板金の仕事でもある。

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