白峰華 篋

作品名カナハクホウカ ハコ
番号7227
分野漆工芸
制作年1952年
作家名大島唯史 オオシマ・タダシ
材質
寸法縦:32.0㎝ 横:32.2cm 高さ:27.6cm
解説師であった明石朴景の字で、箱書表に「白峰華 篋」とあり、裏に「千九百五十二季秋 唯史」とある。白峰華とは、作者によれば、根来寺の参道の谷で見つけた百合に似た花であるという。葉の茂った参道に、新鮮な色調で顔をのぞかせた白峰華を、花びらは銀を蒔いた肉合蒔絵で表現している。連続する葉の幾何学的処理に師、朴景の影響が色濃く見られる。

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