遠近法のマラソン
| 作品名カナ | エンキンホウノマラソン |
|---|---|
| 番号 | 3045 |
| 分野 | 版画(国内) |
| 制作年 | 1967年 |
| 作家名 | 高松次郎 タカマツ・ジロウ |
| 材質 | シルクスクリーン・紙 |
| 寸法 | 縦:55.0cm 横:78.5cm |
| 解説 | テーブルや椅子や床を遠近法に従って、立体化したものを高松は制作したが、それは「人間がものを見るということを見ること。そして人間がものを見ることの限界について観察する」ためであった。そして遠近法による人間の実在のとらえ方が錯覚であるなら、その構造自体を暴いて見せることであった。「遠くのものは小さく見える。これは人間の視覚における三次元の原理(法則)である。この原理で立体の物体を作り、現実の空間に投げ出して、それをさらにもう一度眺めるとき、人間は何次元の物体を見ることになるのだろうか。」 |