作品
| 番号 | 1249 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | 吉原治良 ヨシハラ・ジロウ |
| 作品名カナ | サクヒン |
| 制作年 | 1960s |
| 寸法 | 縦:44.0cm 横:36.0cm |
| 材質 | 油彩・紙 |
| 解説 | 「たった一つの円さえ満足にかけないことをいやほど知らされるはめに陥ることも白状しておこう。一本の線も完全にひけないということはそこから出発しなければならないことでもある。そしてやはり一つの無限ともいうべき可能性がこんなところに底なし沼のような形でとりのこされてある。私が自分の描いた円と向いあっていることは自分自身との対話を意味する。」吉原治良は晩年に円を描き続けたが、その作品にあるものは、葛藤や妥協の中でたえず何ごとかを訴えようとしている自分の姿であった。 |