蛙と水草文香炉

作品名カナカエルトミズクサモンコウロ
番号8005
分野金属工芸
制作年1955年
作家名鴨幸太郎 カモ・コウタロウ
材質銀・銅
寸法径:18.0cm 高さ:13.5cm 
解説銀の肌合と両棲類・爬虫類の肌の感触が非常に似ていることに着目し、蓋には蛙と水草をモティーフとした透かし彫りを、本体には水草文様の象嵌を施した優美な作品である。東京美術学校を卒業し、帝展、文展などで活躍していた鴨幸太郎は、昭和9年、北原千鹿らが主宰する若手金工家のグループ「工人社」の同人となり、金工芸界の革新運動に参加する。

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