小さな世界 Ⅶ
| 作品名カナ | チイサナセカイ 7 |
|---|---|
| 番号 | 4004 |
| 分野 | 版画(国外) |
| 制作年 | 1922年 |
| 作家名 | ワシリー・カンディンスキー ワシリー・カンディンスキー |
| 材質 | 紙にインク |
| 寸法 | 縦:27.1cm 横:23.3cm |
| 解説 | 木版・石板・銅板による版画集<小さな世界>のなかの1点である。この作品が作られた1922年、カンディンスキーはバウハウスの教授になっている。33年のナチスによる同校の閉鎖までの実り豊かな創作活動の初頭を飾る、こぶれは記念碑的な作品である。黒い画面の上に木版画の特性を生かした点・線・面が光芒を放ち、さながら一つの小宇宙のような響きをかもし出している。抽象芸術の実質的な開始とされるカンディースキーだが、彼の死後半世紀近くたったいま、その詩的で豊かな世界は私たちにとってより親しく感じられる。 エディション・ナンバーなし 230ed. |