撮影:高橋 章

堆漆茶器 佗介文

作品名カナツイシツチャキ ワビスケモン
番号7215
分野漆工芸
制作年1950頃
作家名音丸耕堂 オトマル・コウドウ
材質
寸法径:6.8cm 高さ:5.6cm 
解説佗介(侘助・ワビスケと表記するのが一般的)ツバキ科の常緑樹で、椿よりやや小さい花を咲かせる。半ばまでしか開かない控えめな咲き方をするワビスケの花の特徴をよくとらえて蓋面に配している。千利休が愛した花とも伝えられ、茶道の世界でも愛された花であるため、茶器には格好の意匠である。複雑な縞模様の身は、漆を塗り重ねてつくられている。

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