春木南湖

人物名(ヨミ)ハルキ ナンコ
人物名(英語)HARUKI Nanmei
生年月日(西暦)1759
生年月日(和暦)宝暦09年
没年月日(西暦)1839
没年月日(和暦)天保10年

略歴・解説

江戸に生まれ、本姓は結城、名は鯤、字は子魚、通称は門弥。別号に幽石亭、烟霞釣叟、呑墨翁などがある。詩文もよくし、当時の江戸画壇では谷文晁と並び称された。伊勢長島藩主増山雪斎に仕え、京阪・長崎に赴き、画の修行に励んだ。長崎遊学に赴いた際の日記『西游日簿』の執筆は、大坂で著名な好事家木村兼葭堂のもとを出立するところから始まり、岡山の浦上玉堂を訪ね、やはり長崎を目指していた司馬江漢とも同道した。文晁派が挿絵を提供している版本に南湖も提供している例があり、文晁やその門人達との親密な交流がうかがわれる。子の南溟や孫の南華も画人として名をなした。

この作者の資料一覧[全1件]

件ずつ表示

PageTop