むさしあぶみ 下

題名ヨミムサシアブミ ゲ
作者浅井了意
時代江戸前期
解説仮名草子作家 浅井了意が1657(明暦3)年に発生した明暦の大火の悲惨さを挿絵と共に描いた本です。
上下2巻から構成されており、万治年間に印刷されたものと、明和年間に再版された資料がありますが、下巻最終丁に「万治四年丑三月吉日○寺町○川野道清開板」と記されています。
あらすじは、江戸からやってきた楽斎坊(坊主)が、京都北野天神で大火の様子を語るという物語風となっていますが、災害記録としても高く評価されています。

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