いすゞ・メッツ 梯子自動車

題名ヨミイスズ・メッツ ハシゴジドウシャ
作者(梯子)カールメッツ (車体)いすず
時代大正時代
解説1925(大正14)年 に輸入され、警視庁3号梯子車として第一消防署(現在の日本橋消防署)に配置されたものです。1959(昭和34)年にシャシが老朽化したため、いすゞのバスシャシにカールメッツ社製の梯子を載せかえました。路面が傾斜していても梯子を水平に伸ばせる制御装置が組みこまれており、当時から安全への工夫がされていました。また、梯子の操作はすべて機械式で、現場に到着後直ちに梯子を伸ばせる速さは、現在の油圧式に勝るとも言われています。1971(昭和46)年まで活躍しました。

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