鮫島有美子、ボイエ・スコウフス、市原悦子による「イタリア歌曲集」（H. ヴォルフ 作曲）～男と女の愛のお話～
| 公演日 | 1994年05月06日 |
|---|---|
| 会場 | 大ホール |
| 主催者 | NASA |
| 曲目 | H. ヴォルフ：イタリア歌曲集 第1部 第1ステージ 小さいものでも 世を創り給いし者に祝福あれ すてきだわ、みどりって。またその服を着ている人も おまえはこの世でいちばん美しい みんなが言ってるわ 今夜ぼくが夜中に起き上がってみると おお、あなたのお家がガラスのようにすけて見えたら ぼくはベッドの中で ブロンドの頭をお上げ あたしの恋人が家の前で歌っている セレナーデを贈るべくやってきました 第2部 第2ステージ もうこれ以上歌えない。なにしろ風がひどく吹きつけるんで ちょっと黙ったらどう、いけすかないおしゃべり屋さん！ おお知るがいい、おまえのおかげで だれがあんたを呼んだの？ どうしてあたしが陽気に笑ったりしていられましょう あんたは一本の細い糸であたしを釣り上げ おい兄弟、ひとつ坊主にでも化けるか 奈落があのひとりの小屋を呑み込むがいい さあ仲なおりしよう、いとしい人 なみなみならぬご身分はよく存じあげていますわ きみがぼくをちらりと眺めて、くすくす笑い もしあなたが天国へのぼったら 第2部 第1ステージ どんな歌をおまえに歌ってあげられたらいいのだろう 私たちふたりは長い間黙りこくっていました あなたが朝早くベッドから起き出すと 戦場へおでかけの若い兵士さんたち おまえの魅力のすべてが うわさによると おまえの恋人に焦れ死ぬような思いをさせたいなら ぼくが死んだらからだを花で覆っておくれ 第2部 第2ステージ あたしの恋人はおチビさん しあわせなお母さんに祝福あれ 私はもう乾いたパンを食べることはないでしょう 月はいたましい悲しみを あたしの恋人があたしを食事によんでくれたの 私に話してくれたことには どんなに長いあいだ私は待ち望んでいたことでしょう 第2部 第3ステージ おまえを愛したばっかりに、とんと時間を無駄にしてしまった！ なにを怒ってんの、あんたは 目の見えない人たちは幸せ いけませんわ、若いお方 いい気なもんだよ、お嬢さん あんたは言うのね、あたしが女王様じゃないって 勝手にさせておくさ ペンナにわたしの恋人がいる |
| 出演者 | ソプラノ：鮫島有美子 バリトン：ボイエ・スコウフス ピアノ：ヘルムート・ドイチェ 語り：市原悦子 |
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