紙本淡彩「山水図」高芙蓉筆(楢崎宗重コレクション)
紙本淡彩「山水図」高芙蓉筆(楢崎宗重コレクション)
| 元号年(時代)・月・日 | 江戸時代中期 |
|---|---|
| 登録・指定 | 指定文化財 |
| 種別 | 有形文化財(絵画) |
| ふりがな | しほんたんさい「さんすいず」こうふようひつ(ならざきむねしげこれくしょん) |
| 員数 | 1幅 |
| 寸法 | 縦 47.0cm 横 55.0cm |
| 所蔵者 | 墨田区 |
| 資料所在地 | 亀沢2-7-2 すみだ北斎美術館 |
| 解説 | 高芙蓉(1722~1784)は、文人画に優れた人物で、一定の師につくことはなかったといわれます。篆刻(てんこく)では「印聖」と称され、『篆原』など多くの書を著して印学を樹立しました。 作品は紙本淡彩の掛幅装で、芙蓉の自賛「嶮崖薛茘挂 夕刻松杉深 源孟彪」を付します。画面は、山間の景が細密に描かれ、自然に遊ぶための四阿(あずまや)、天に向かう高潔な志を象徴する樹木などが的確に配され、気象の巧みな描写とともに、清々しい一天地が創造されています。溌墨(はつぼく)*のような山水画と対照的な作風は、文人の余技として描くに止めたといわれ、寡作(かさく)で知られる芙蓉の画技の幅広さを感じさせます。 *溌墨 画面に墨をそそぎ、そのかたまりをぼかしながら描く画法 |