飛木稲荷神社のイチョウ
飛木稲荷神社のイチョウ
登録・指定 | 指定文化財 |
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種別 | 天然記念物 |
ふりがな | とびきいなりじんじゃのいちょう |
員数 | 1本 |
寸法 | 目通り周り 約 480 ㎝ 高 1500 ㎝ |
所蔵者 | 宗教法人 飛木稲荷神社 |
資料所在地 | 押上2-39-6 飛木稲荷神社 |
解説 | このイチョウは江戸時代以前からのイチョウと伝わり、樹齢は500~600 年と推定されます。 飛木稲荷神社は、「神社明細帳」(明治2年)によれば、応仁2年(1468)の創建とされます。 伝承では、鎌倉幕府の滅亡後、北条氏の一門が逃れて転住し、稲荷大明神を奉祀したことに始まるといいます。また、暴風雨の際にイチョウの枝が飛来してこの地に成長したことを人々が瑞兆に受け止め、稲荷神社に祀ったとも伝わり、神社の名称がこのイチョウに由来する可能性を持ちます。 区内随一の大木で、戦災で根元から梢まで部分的に焦げた跡が確認できます。平成13年の台風で枝が折れましたが、樹勢は回復しています。 |