太田氏七代供養塔

太田氏七代供養塔

登録・指定登録文化財
種別史跡
ふりがなおおたししちだいくようとう
員数1基(酒水器1口)
寸法高 203.0cm
幅  62.0cm
奥  62.0cm
所蔵者宗教法人 法恩寺
資料所在地太平1-26-16 法恩寺
解説 法恩寺は、戦国時代に開かれた日蓮宗寺院で、太田道灌(どうかん、1432~1486)ゆかりの寺として有名です。道灌が江戸平河口の小庵に日住(にちじゅう)上人を迎えたのに始まると言われ、元禄初年に谷中から移転して以来、現在地に所在しています。
 この供養塔は、その法恩寺が太田道灌ゆかりの武家との関係を意識し、寺の由緒を顕示するために建立したものと考えられています。いわゆる五輪塔で、太田資清(すけきよ、道灌の父)以降の七代の法名(ほうみょう)、命日が刻まれています。
 元来は太平1-22 ないし23 の西辺付近にあり、関東大震災後、本堂そばの現在地へ移されたものと推定されています。

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