回向院の六面六地蔵石幢

回向院の六面六地蔵石幢(安政二年大地震・安政三年大水横死者供養塔)

西暦年(世紀)・月・日1857年8月22日
元号年(時代)・月・日安政4年8月22日
登録・指定登録文化財
種別有形民俗文化財
ふりがなえこういんのろくめんろくじぞうせきどう(あんせいにねんおおじしん・あんせいさんねんおおみずおうししゃくようとう)
員数1基
寸法総高 229.5cm
所蔵者宗教法人 回向院
資料所在地両国2-8-10 回向院
解説 この石幢は、5石からなり、六角柱の塔身各面には雲に乗る地蔵菩薩立像が半肉彫りにされています。破損箇所もほとんどありません。
 台座には、回向院十七世住職得行の名号、地蔵菩薩本願経の一節、安政2年(1855)10月2日の大地震と翌年8月25日の大水の様子が刻まれています。2つの天災による犠牲者を供養するために、この石幢は建立されました。 
 石幢の願主は横山同朋町(現中央区東日本橋)の某氏で、他に八丁堀(現中央区八丁堀)の6人が造立者として名を連ねています。石工は浅草平右衛門町(現台東区浅草橋・柳橋)の伊豆屋藤助です。

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