鼠小僧供養碑(鼠小僧の墓)
鼠小僧供養碑(鼠小僧の墓)
| 西暦年(世紀)・月・日 | 1926年12月15日 |
|---|---|
| 元号年(時代)・月・日 | 大正15年12月15日 |
| 登録・指定 | 登録文化財 |
| 種別 | 有形民俗文化財 |
| ふりがな | ねずみこぞうくようひ(ねずみこぞうのはか) |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 墓石 高 100.0cm 幅 71.0cm 奥 55.0cm |
| 所蔵者 | 宗教法人 回向院 |
| 資料所在地 | 両国2-8-10 回向院 |
| 解説 | 回向院境内石碑群の奥にあり、墓碑の前に「欠き石」と呼ばれる墓石よりも小さい副碑が設置されています。 鼠小僧は寛政9年(1797)生まれの実在の盗賊で、天保3年(1832)に処刑されました。河竹黙阿弥の歌舞伎作品で虚構の主人公像が作られ、人気に火がつきました。出演した役者がお礼に碑と供養料を寄進したことが供養碑の始まりと考えられています。 その後、墓石の一部を身に着ければ金回りが良くなるなどと信じられ、成就した人が奉納した欠き石が数多くありましたが、現在は「欠き石」は1基とし、削り持ち帰る形式になっています。 |