力石

力石

西暦年(世紀)・月・日1716年
元号年(時代)・月・日享保元年
登録・指定登録文化財
種別有形民俗文化財
ふりがなちからいし
員数1個
寸法縦51.0 ㎝
横32.0 ㎝
厚25.0 ㎝
胴周107.0 ㎝
所蔵者墨田区
資料所在地東向島2-40-6
解説 江戸時代、腕力を鍛えた男たちは、重い自然石を持ち上げて力くらべを行いました。このとき用いた石を、とくに力石と呼び、力石を持ち上げることで大人として認められるという意味もありました。
 この力石は、植うえ込こみの土に立てられた状態で据えられています。中央に「伍大力菩薩」、「寺嶌村」、脇には「享保元歳」[享保元年(1716)]、「四拾三貫目」(約161kg)と刻まれ、文字には朱が入れられています。「寺嶌村」は江戸時代の寺嶋村(現在の東向島地域)のことで、この地域で行われた力くらべで用いられたと考えられます。

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