香取神社の石造水鉢(禊盥

香取神社の石造水鉢(禊盥)

西暦年(世紀)・月・日1828年6月
元号年(時代)・月・日文政11年6月
登録・指定登録文化財
種別有形民俗文化財
ふりがなかとりじんじゃのせきぞうみずばち(けいかん)
員数1基
寸法高50 ㎝
幅121 ㎝
奥60 ㎝
所蔵者宗教法人 香取神社
資料所在地文花2-5-8 香取神社
解説 香取神社は、平安時代末期に小村井を開いた人々が香取神社(現千葉県)の祭神を分祀したことにより開かれました。
 水鉢は神仏の前に安置され、参拝者が手や口を洗い清める清水を湛えたものです。けがれを祓(はら)うため水で体を洗い清める行為が、次第に簡略化され、神仏の前に水鉢などが置かれるようになりました。江戸時代の後半になると、熱心な信者により奉納されるようになりました。
 水鉢の正面には「禊盥」、右面に「文政十一年戊子六月吉祥日」、左面に「星塢秦鐘書」、裏面に「氏子中」と刻まれています。
 もとは、香取神社の本殿前にありましたが、摂社諏訪社の前に移されています。

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