紙本墨書扁額「時敏塾」 池田輝知筆
紙本墨書扁額「時敏塾」 池田輝知筆
元号年(時代)・月・日 | 明治10年代 |
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登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 有形文化財(歴史資料・書跡) |
ふりがな | しほんぼくしょへんがく「じびんじゅく」 いけだてるともひつ |
員数 | 1面 |
寸法 | 本紙 縦32.4 ㎝ 横98.3 ㎝ 額 縦44.6 ㎝ 横123.3 ㎝ 厚2.5 ㎝ |
所蔵者 | 墨田区 |
資料所在地 | 向島2-3-5 すみだ郷土文化資料館 |
解説 | 時敏塾とは、かつて向島地域に所在した家塾(かじゅく)の一つで、明治10 年(1877)に旧鳥取藩士佐善元立(さぜんもとたつ、1828~1886)が開業願を提出しました。 揮毫(きごう)した池田輝知(1861~1890)は最後の鳥取藩主池田慶徳の第二子です。旧蔵家の伝承によれば、時敏塾は、向島の池田邸に開設されていたと伝わります。 開設の出願時、移転時の書類から、当初は現在の中央区日本橋大伝馬町、その後現在の都立墨田川高校の敷地内、台東区浅草7丁目、墨田区東向島3丁目と場所を変えていきました。明治13 年(1880)1 月以降の動向は分かっていません。 |