都鳥柄盃 銘京山
/3
鳥井家所蔵京山焼 ※非公開
元号年(時代)・月・日 | 江戸時代~近代 |
---|---|
登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 有形文化財(工芸品) |
ふりがな | とりいけしょぞうきょうざんやき |
員数 | 29点 |
所蔵者 | 個人 |
資料所在地 | 八広(個人宅) |
解説 | 京山焼は、創始者の鳥井家に伝来した工芸品です。 初代京山(重五郎、1815 ~ 1885)は、16歳の時、京都で製陶業を学んだ後、始め須崎村に、次いで小梅村に窯を築き、京山と名乗って作陶を始めました。嘉永5年(1852)には徳川家慶が江戸城で作陶を上覧し、諸大家の愛顧を受けたといい、とりわけ勝海舟の引き立てを受けたそうです。二代京山(庄右衛門)は京山の娘婿で、大正初年まで小梅の窯で作陶しました。現存するのは、抹茶茶碗、花器、水差、鉢、皿、盃など実用品から作家ものまで幅広い作品です。刻銘は「京山造」あるいは「京山」などがあります。明治時代以降、鳥井家は煉瓦製造に力を入れ、白煉瓦の製造でも知られました。 |