都鳥柄盃 銘京山

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鳥井家所蔵京山焼 ※非公開

元号年(時代)・月・日江戸時代~近代
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(工芸品)
ふりがなとりいけしょぞうきょうざんやき
員数29点
所蔵者個人
資料所在地八広(個人宅)
解説 京山焼は、創始者の鳥井家に伝来した工芸品です。
 初代京山(重五郎、1815 ~ 1885)は、16歳の時、京都で製陶業を学んだ後、始め須崎村に、次いで小梅村に窯を築き、京山と名乗って作陶を始めました。嘉永5年(1852)には徳川家慶が江戸城で作陶を上覧し、諸大家の愛顧を受けたといい、とりわけ勝海舟の引き立てを受けたそうです。二代京山(庄右衛門)は京山の娘婿で、大正初年まで小梅の窯で作陶しました。現存するのは、抹茶茶碗、花器、水差、鉢、皿、盃など実用品から作家ものまで幅広い作品です。刻銘は「京山造」あるいは「京山」などがあります。明治時代以降、鳥井家は煉瓦製造に力を入れ、白煉瓦の製造でも知られました。

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