裁縫(足袋仕立て) 石井芳和氏

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裁縫(足袋仕立て)

登録・指定登録文化財
種別無形文化財(工芸技術)
ふりがなさいほう(たびじたて)
認定技術保持者石井芳和、石井きよ子
解説 こはぜをつけるタイプの木綿足袋は、元禄時代頃に登場して以来、特に庶民の間に広く普及しました。昭和10年代以降、足袋屋は次第に少なくなり、現在では足袋仕立ての職人も希少になりつつあります。
 石井芳和氏は20代半ばより、めうがや足袋総本店から暖簾(のれん)分けを許された父のもとで技術を体得し、江戸時代以来続く足袋仕立ての技術で客の好みに合わせて作り続けてきました。
 妻のきよ子氏も全工程を習得し、芳和氏とほぼ同年の職歴があります。
 裁縫工程の一部にミシンを使用しつつも、両氏ともに父祖伝来の製造工程を熟知体現しています。採寸や
型紙作り、布の裁断といった前半工程のみならず、一般的に機械で行うことが多くなった掛糸づけ、いせけ
しなどの後半工程も手作業で行っています。また、注文客の履き心地や好みを反映させる高度な技術を体現
しています。

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