本久寺の木造四天王立像 広目天像

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本久寺の木造四天王立像

西暦年(世紀)・月・日17世紀
元号年(時代)・月・日江戸時代
登録・指定登録文化財
種別有形文化財(彫刻)
ふりがなほんきゅうじのもくぞうしてんのうりゅうぞう
員数4躯
寸法広目天(こうもくてん)像  高 40.7cm 裾張 23.4cm 胸奥 9.3cm
多聞天(たもんてん) 像  高 40.3cm 裾張 24.4cm 胸奥 6.1cm
増長天(ぞうちょうてん)像 高 40.7cm 裾張 24.8cm 胸奥 7.7cm
持国天(じこくてん)像   高 42.1cm 裾張 24.3cm 胸奥 7.6cm
所蔵者宗教法人 本久寺
資料所在地東駒形2-21-12 本久寺
解説 日蓮聖人像の両脇に安置されています。関東大震災後に松戸の寺院から当寺に移されたと伝わります。四天王とは、仏教を四方から守護する天部の神です。
 像は、檜(ひのき)材寄木造で彩色が施され、玉眼(ぎょくがん)を嵌(は)め入れます。光背や宝冠は後補で、多聞天と邪鬼の指の一部を欠失しています。首枘(ほぞ)が固定されるため、胎内の状況が確認できません。全体的に彩色の黒色化が進んでいますが、色味はかなり確認できます。持国天・増長天の彫刻は、手勢・体勢の造形が奈良東大寺の四天王像によく倣うものといえます。多聞天・広目天の場合は、他に規範を求めたと考えられます。

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