旧鈴木八太郎家住宅

旧鈴木八太郎家住宅　※非公開

西暦年（世紀）・月・日1936年
元号年（時代）・月・日昭和11年
登録・指定登録文化財
種別有形文化財（建造物）
ふりがなきゅうすずきはちたろうけじゅうたく
員数1棟
寸法桁行　12.81m
梁間　12.89m
所蔵者個人
資料所在地立花（個人宅）
解説　旧中川の堤防沿いにある敷地内に、現在居住する住居、旧工場とこの住宅の3棟が建ちます。鈴木家は工場とともに小村井から転居してきました。
　建築当初の状態を比較的よく残す住宅の外観は、身舎（もや）屋根と一階庇の桟瓦と洋室の青い洋瓦屋根、玄関の入母屋屋根などに趣があります。構造は木造寄棟造（よせむねづくり）二階建、玄関は東に向きます。設計施工は秋山幸吉です。平面構成は、中廊下型の間取りを基本とする和様折衷型の近代中流階層都市住宅ですが、住人の身長に合わせた高い内法高（うちのりだか）や、洋室の北側設置、隣接する工場従業員の利便を図るため玄関と正反対に土間を配置するなど、施主の意向を強く反映した比較的自由で特徴ある建築となりました。

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