佐羽淡斎「墨多三絶」の漢詩碑
佐羽淡斎「墨多三絶」の漢詩碑
西暦年(世紀)・月・日 | 1822年 |
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元号年(時代)・月・日 | 文政5年 |
登録・指定 | 登録文化財 |
種別 | 登録有形文化財(歴史資料) |
ふりがな | さばたんさい「すみださんぜつ」のかんしひ |
員数 | 1基 |
寸法 | 高 166.5cm 幅 80.0cm 厚 17.5cm |
所蔵者 | 宗教法人 白鬚神社 |
資料所在地 | 東向島3-5-2 白鬚神社 |
解説 | 石碑は、江戸時代後期の墨堤から眺めた隅田川ののどかな情景を三連の漢詩(七言絶句)で謳(うた)いあげています。 漢詩の作者佐羽淡斎(1772 ~ 1825)は、桐生(群馬県)の豪商で漢詩人として知られていました。篆額(てんがく)を手がけた巻菱湖は幕末の三筆の一人で、書を受け持った大窪詩仏は江戸四大家のひとりです。裏面の碑文は亀田鵬斎が書き、刻字は江戸時代の石工の中でも有名な廣群鶴とその子群亀が手がけました。当代一流の文人・石工たちが集まって制作した石碑であることが分かります。 |