木版画 「寺島法泉寺詣」 葛飾北斎筆(ピーター・モースコレクション)

木版画 「寺島法泉寺詣」 葛飾北斎筆(ピーター・モースコレクション)

西暦年(世紀)・月・日1818年~1830年
元号年(時代)・月・日文政年間
登録・指定指定文化財
種別有形文化財(絵画)
ふりがなもくはんが 「てらじまほうせんじもうで」 かつしかほくさいひつ
員数1点
寸法縦20.7cm
横27.3cm
所蔵者墨田区
資料所在地亀沢2-7-2 すみだ北斎美術館
解説 この絵は葛飾北斎が前北斎言為一(いいつ)と名乗っていた時代の作品で、狂歌摺物と呼ばれる多色刷摺物です。画面右上には、狂歌師蜀都園による「金勢へ春はまふてよ縁遠き おとこ女の中むすふ神」、「庭守かしまんのはなと梅の香の にほひも高き金勢の宮」と二首の狂歌が配されています。
 画面は、右の石柱にかつて寺島法泉寺に伝わったという新田義貞守本尊の髻(もとどり)不動明王の名がみえ、寺島法泉寺に参詣する人たちが描かれたものと考えられます。一方で、左石柱と幟には「開運金勢大明神」とあり、法泉寺よりも金勢大明神(現存しません)を宣伝しているようです。寺島とは現在の東向島辺りを指し、法泉寺も実在します。

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