頼杏坪

作者名よみらいきょうへい
作者名欧文RAI Kyohei
生没年1756 - 1834(宝暦6 - 天保5)

略歴・解説

江戸時代中期から後期の儒者。
名は惟柔(ただなご)。字は千祺、季立。通称は万四郎。別号に春草、杏翁など。
頼亨翁(こうおう)の3男。頼春水、頼春風の弟。安芸広島藩士。
春水に従い、江戸で服部栗斎(りっさい)に学ぶ。天明5(1785)年、藩の儒官となり、藩主・浅野斉賢(なりかた)の侍講などを経て三次(みよし)町奉行などを務め、民政に尽くす。
『芸備孝義伝』、『芸藩通志』など藩の編集事業にもあたった。
著作に『原古編』、『春草堂詩鈔』などがある。

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