中山愛親

作者名よみなかやまなるちか
作者名欧文NAKAYAMA Naruchika
生没年1741 - 1814(寛保1 - 文化1)

略歴・解説

江戸時代後期の公家。
中山栄親の子として生まれる。母は勧修寺高顕の娘。
明和7(1770)年8月、正二位となる。安永3(1774)年、権大納言に任じられたが、翌4年辞した。天明2(1782)年9月、議奏となる。同4年、権大納言に還任した。
寛政1(1789)年、光格天皇は、実父・閑院宮典仁親王への太上天皇の尊号宣下を幕府に求め、愛親は光格天皇の側近として武家伝奏・正親町公明と共にその折衝に当たる。同5年、幕府より召喚、尊号宣下の件を訊問され、その責任を負わされ蟄居を命じられた。蟄居は許されたが、議奏は罷免された。

この作者の資料一覧[全2件]

件ずつ表示

PageTop