森村泰昌

作者名よみもりむらやすまさ
作者名欧文MORIMURA Yasumasa
生没年1951 - (昭和26 - )

略歴・解説

京都市立芸術大学卒業後、1980年代半ばより発表を始めた気鋭の現代美術家。美術史上の名作を模型と写真を通じて模倣するアイロニーに満ちた作風により、国際的にも注目される。セザンヌの有名な静物画の立体模型(マケット)を作り、角度を変えて撮影した連作《批評とその愛人》は、視点の複数化によって遠近法を解体したとされるセザンヌについての美術史上の通説を、カメラの単眼によってたどり直し、制度化された芸術とメディアの関係を鋭く問いかけている。

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