久隅守景

作者名よみくすみもりかげ
作者名欧文KUSUMI Morikage
生没年? - ?

略歴・解説

江戸時代前期の画家。
通称は半兵衛、号は無下斎など。
寛永から元禄年間頃(1624-1704)に活躍し、狩野探幽の高弟として、探幽門下の四天王に数えられた。
寛永19(1642)年、探幽らとともに聖衆来迎寺の障壁画を制作し、当時探幽周辺の主要絵師として重きをなしていたことが知れるが、娘の雪信や息子の彦十郎の不祥事によるためか、その後狩野派を離れて活動する。加賀藩の御用を務め、北陸地方で数々の傑作を残す。
探幽の山水画様式を咀嚼したうえで雪舟画風を取り入れるなどの試みを行い、朴訥で情感豊かな画風によって山水や田園風俗を描いた。

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