古今和歌集巻第一断簡(亀山切)

作品名よみこきんわかしゅうまきだいいいちだんかん(かめやまぎれ)
作品名(欧文)Fragment of Poem Anthology “Kokinwaka-shu”, Kameyamagire
作者作者不詳
種別
受入番号4
枝番号0
分類番号C-004
員数1幅
形状掛幅装
寸法(cm)21.4×13.8
材質紙本墨書
材質英文Ink on paper, hanging scroll
制作年(西暦)11世紀半ば
制作年(和暦)平安時代後期
受入年度(西暦)1980
受入年度(和暦)S55
受入方法購入
キーワード小杉文庫
解説最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』巻第一春歌上に収める、よみ人しらずの和歌三首(『国歌大観』16~18)で、「亀山切」と呼ばれる断簡である。料紙は雲母か散らされた斐紙(ひし)二枚を貼り継いでいる。三首目の中間にある紙継目は、もともと粘葉装(でっちょうそう)の折目であったと考えられる。本断簡は、古今集の撰者の一人である紀貫之筆と伝えられるが、実際はそれよりも一世紀ほど下って十一世紀中葉頃に書写されたものとみられる。

1988.年『藤江家旧蔵 小杉文庫名品抄』、p. 15

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