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背振翁伝草稿

作品名よみせぶりおうでんそうこう
作品名(欧文)Manuscript for Story of Seburi-Oh
作者上田秋成
種別
受入番号259
枝番号0
分類番号C-198
員数1巻
形状巻子装
寸法(cm)25.6×321.9
材質紙本墨書/着色
材質英文Ink on paper, handscroll
制作年(西暦)1808
制作年(和暦)文化5
受入年度(西暦)1980
受入年度(和暦)S55
受入方法藤江喜重氏寄贈
キーワード小杉文庫
解説秋成最晩年の作品。
内容は、背振山の翁(茶神)が、栄西禅師とともに渡来した茶の由来を説くというもの。
『上田秋成全集』所収「背振翁物語」、『秋成遺文』所収「背振翁伝」のいずれとも文章は一致しないが、どちらかといえば「背振翁物語」に近い。その先後は不明だが、少なくとも原本が三本あったと考えられる。他の二本の所在は不明で、秋成自筆のものは本書のみという点でも、貴重であるといわねばならない。

1988年『藤江家旧蔵 小杉文庫名品抄』、p. 38

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