Drawing by Printing (1991, 10・4)

作品名(欧文)Drawing by Printing (1991, 10・4)
作者白井嘉尚
種別版画
受入番号1713
枝番号0
分類番号P-469
員数1
寸法(cm)18.0×14.8
材質紙、モノタイプ
材質英文Monotype on paper
制作年(西暦)1991
制作年(和暦)平成3
記銘、年紀(画面下)1991, 10・4(ラベル) (裏面下)4. Oct. 1991 "個展"Gallery宏池、現代の地平・空間の質、A-ValueⅤ、遍在する波動、"個展"裾野アートハウス Y. shirai
発表展『白井嘉尚個展』ギャラリー宏池(東京)、1991/12/16~12/21
『現代の地平・空間の質』ギャラリー射手座(京都)、1992/4/28~5/3
『A-Value展Ⅴ』静岡県立美術館県民ギャラリー(静岡)、1992/8/11~8/23
『白井嘉尚展』裾野アートハウス(裾野)、1993/11/21~12/12
『白井嘉尚1977~2008』モンミュゼ沼津(沼津)、2008/10/31~11/24
『シャーベットそして森のなかへ』掛川市二の丸美術館(掛川)、2018/12/16~2019/2/3
受入年度(西暦)2019
受入年度(和暦)R1
受入方法寄贈
解説本作は、物質や身体、触覚をテーマとした「版によるドローイング」シリーズのうちの1点である。銅板にインクを塗布し、手のひら等の身体を使ってインクを拭き取って形を生み出し、紙に写し取っている。絵画のイリュージョンという問題に取り組んだシリーズ。版画ではあるが、同じものが二つとしてないモノタイプの作品である。 1990年から1997年にかけて制作され、総数は約400点にも上る。本シリーズの変遷を追ってみると、大きく三つの時期に分けることができるだろう。本作は初期の作品で、画面中央を貫くような曲線のフォルムが見られる。

2019年『令和元年度静岡県立美術館年報』、p. 30

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