雪のグリュンデルワルド
| 作品名よみ | ゆきのぐりゅんでるわると |
|---|---|
| 作品名(欧文) | Grindelwald in snow |
| 作者 | 佐分眞 |
| 種別 | 油彩画 |
| 受入番号 | 1569 |
| 分類番号 | O-224 |
| 員数 | 1 |
| 形状 | 額装 |
| 寸法(cm) | 37.5×45.2c |
| 材質 | キャンヴァス、油彩 |
| 材質英文 | Oil on canvas |
| 制作年(西暦) | 1927 |
| 制作年(和暦) | 昭和2 |
| 記銘、年紀 | (画面左下)[サイン]M Sabouri (裏面)佐分眞遺作展 昭和十一年九月廿三日 西村義一氏○○○○ 佐分氏ハ○○年春変死ス 瑞西グリンデルワルドスケツチ 余モ昭和三年春同地ニ遊ブ |
| 発表展 | 佐分眞遺作展 |
| 開催年 | 昭和11年 |
| 受入年度(西暦) | 2012 |
| 受入年度(和暦) | H24 |
| 受入方法 | 購入 |
| キーワード | 風景 |
| 解説 | 本作は、滞仏中の昭和2(1927)年に3人の仲間とともに訪れた「グリュンデルワルド」(現在一般に「グリンデルヴァルト」と呼ばれる)をモティーフとした作品である。この地は現在、スイス山岳観光の一拠点となっている。キュビズム的な建物の処理と後の重厚な色彩感覚を予感させるモノクロームに近い色使いが印象的である。なお、作品の裏面には、「佐分眞遺作展 昭和十一年九月廿三日 西村義一氏 佐分氏ハ□年春変死ス 瑞西グリンヂルワルドスケツチ 余モ昭和三年春同地に遊ブ」と記されている。 佐分は、名古屋市の生まれ。大正11年、東京美術学校西洋画科を卒業し、昭和2年から昭和7年にかけて渡仏。昭和5年に一時帰国、この時に《貧しきキャフェの一隅》を持ち帰り、翌年の第12回帝展に出品、特選を受けた。 『アマリリス』24号、2016年、p.1 |