初夏の常念岳

作品名よみしょかのじょうねんだけ
作品名(欧文)Mt.Jyo-nen in early summer
作者茨木猪之吉
種別油彩画
受入番号1267
枝番号0
分類番号O-166
員数1
形状額装
寸法(cm)45.7×53.0
材質キャンヴァス、油彩
材質英文Oil on canvas
制作年(西暦)1935
制作年(和暦)昭和10
記銘、年紀(右下)I.IBARAKI 1935 (画面裏)信州南安曇郡烏川村塚原附近より望める初夏の常念岳(二八五七米)昭和十年五月二十八日・写生 茨木猪之吉作
受入年度(西暦)2002
受入年度(和暦)H14
受入方法購入
キーワード風景
解説静岡県富士郡岩松村岩本(現富士市)に生まれる。浅井忠に学び、小山正太郎の不同舎に入る。第1回文展に《深山の夏》入選。1909(明治42)年、小島烏水らの南アルプス横断に参加した、アルピニストでもあった。1936(昭和11)年、足立源一郎、丸山晩霞、吉田博らとともに日本山岳画協会を設立。穂高岳にて消息を絶つ。本作は、この画家の現存する油彩画として希少である。登山口から見た北アルプス・常念岳の描写は、茨木の山への素朴な愛情を感じさせる。山岳画家による、安曇野風景画の原型とも言える作品である。

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