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富嶽明暁図

作品名よみふがくめいぎょうず
作品名(欧文)Mt. Fuji
作者大久保一丘
種別日本画
受入番号1263
枝番号0
分類番号J-300
員数1幅
形状掛幅装
寸法(cm)95.2×48.9
材質絹本着色金泥引
材質英文Color with gold paint on silk, hanging scroll
制作年(西暦)19世紀前半
制作年(和暦)江戸時代後期
記銘、年紀(左下)「一丘筆」(金泥) 白文方印『弌丘画印』
受入年度(西暦)2002
受入年度(和暦)H14
受入方法購入
キーワード静岡、風景、富士山
解説大久保一丘は遠州横須賀藩(小笠郡大須賀町)の藩士、お抱え絵師として江戸後期に活躍。司馬江漢に学び、真人図と呼ばれる一連の迫真的な洋風人物画に名を残す。
この作品では、明け方の光に照らし出される富士山頂に焦点を絞り、その澄明な姿を描き出す。油絵と見紛うほどの陰影と質感を持ち、雪をいただき朝日に輝く霊峰富士の雰囲気をよく伝える。江戸時代の作だが、洋風表現による近代的な構成で、数ある富士山図の中でも特異な位置を占める貴重な作例。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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