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海底に遺る日清勇士の髑髏

作品名よみかいていにのこるにっしんゆうしのどくろ
作品名(欧文)Skulls left at the Sea bottom
作者川村清雄
種別油彩画
受入番号1219
枝番号0
分類番号O-154
員数1
形状額装
寸法(cm)43.6×82.8
材質板、漆、油彩
材質英文Lacquer on panel
制作年(西暦)1899以前
制作年(和暦)明治32以前
記銘、年紀(右下)モノグラムの署名 (裏面)木下浩吉による来歴(別紙)
受入年度(西暦)2000
受入年度(和暦)H12
受入方法購入
備考旧伝来寸法「42.5×81.0」。2017年2月に再測して訂正(学芸課・村上)
外箱(58.0×97.0×10.0)第二収蔵庫入口右キャビネット裏(2023.0314 喜夛追記)
キーワード静岡
解説深海の砂煙を巻きあげて、戦死した日清の軍人の頭蓋骨が相対する。敵対した勝者も敗者も死に面しては平等な人間だというヒューマニズムの表われである。また、日本には稀な「ヴァニタス画」(生のはかなさ)でもある。箱書きによれば、本作は友人・木村浩吉の依頼で描かれ、画面左上には、大伴家持の古歌を勝海舟が記している。それゆえ、川村の作品には珍しく、制作の経緯が明確で、発表当時人々に深い感銘を与えた作でもある。

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