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神洲奇観

作品名よみしんしゅうきかん
作品名(欧文)Mt. Fuji
作者中林竹洞
種別日本画
受入番号1207
枝番号0
分類番号J-294
員数1幅
形状掛幅装
寸法(cm)34.6×49.7
材質絹本淡彩
材質英文Slight color on silk, hanging scroll
制作年(西暦)1843頃
制作年(和暦)天保14頃
記銘、年紀(右上)「神洲奇観 竹洞山人冩」 白文方印『成昌之印』 朱文方印『竹洞山人』
受入年度(西暦)1999
受入年度(和暦)H11
受入方法購入
キーワード風景、富士山、京都
解説竹洞は名古屋の医家に生まれ、江戸後期に京都で活躍した文人画家。頼山陽ら一流の文化人と交流。山水図や四君子などの画題を好み、中国画を規範としながら高雅な作風を確立した。本作は、尾張南画の祖・丹羽嘉言が明和7(1770)年に富士を現地写生して描いた《神洲奇観》の影響下に生まれた作品で、竹洞は同類の作品を何点かのこしている。そのみずみずしい筆致は水彩画を思わせ、近代的な香りをただよわす。 小品ながら気品にあふれた富士図である。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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