右隻
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井手玉川・佐野渡図屏風
作品名よみ | いでのたまがわ・さののわたりずびょうぶ |
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作品名(欧文) | Ide no Tamagawa, Sano no Watari |
作者 | 狩野探信守政 |
種別 | 日本画 |
受入番号 | 1167 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | J-287 |
員数 | 6曲1双 |
形状 | 屏風装 |
寸法(cm) | 各152.7×359.4 |
材質 | 紙本着色金砂子引 |
材質英文 | Color with gold dust on paper, a pair of six-fold screens |
制作年(西暦) | 17世紀後半 - 18世紀前半 |
制作年(和暦) | 江戸時代前期 - 中期 |
記銘、年紀 | (右隻右下・左隻左下)「探信筆」 朱文方印『藤原』 |
受入年度(西暦) | 1998 |
受入年度(和暦) | H10 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 狩野派、風景 |
解説 | 和歌に詠われた名所――京都南部の山吹の名所井手、紀伊国新宮の佐野、この両者を左右隻に描き合わせ、春の山吹、冬の雪という具合に季節の対照がはかられている。 人物や流水をあらわす繊細な筆致、金砂子をほどよく散らす霞など、大和絵風画面の気品は高い。「井手玉川図」が、桂宮家伝来の探幽筆屏風(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)とほぼ同図様で画趣もちかいことから、鍛冶橋狩野家第二代の守政(探幽の長男)と第七代の守道、ふたりの「探信」のうち前者の作である可能性が高い。 1999年『狩野派の世界 ―静岡県立美術館蔵品図録―』、p. 26 |