第一断簡
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天平四年山背国愛宕郡計帳断簡
作品名よみ | てんぴょうよねんやましろのくにおたぎぐんけいちょうだんかん |
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作品名(欧文) | Fragments of Tax Register in Region Otagi of Yamashiro Province |
作者 | 作者不詳 |
種別 | 書 |
受入番号 | 2 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | C-002 |
員数 | 1巻 |
形状 | 巻子装 |
寸法(cm) | 30.4×50.6(第一断簡)30.6×50.8(第二断簡) |
材質 | 紙本墨書 |
材質英文 | Ink on paper, hanging scroll |
制作年(西暦) | 732 |
制作年(和暦) | 奈良時代 天平4 |
受入年度(西暦) | 1980 |
受入年度(和暦) | S55 |
受入方法 | 購入 |
指定 | 重要文化財 |
キーワード | 小杉文庫 |
解説 | 天平四年(七三二)作成の山背国愛宕郡計帳の一部で、正倉院に現存する同計帳に接続する。計帳は戸籍とならぶ律令国家の民政上の基本帳簿で、毎年戸ごとに作成され、調および徭役徴収の基本台帳であった。文中、戸主文師の上方欄外に書かれた「得度」の文字は、行基に從う修行者の出家を認めた天平三年の詔によって、文師が出家したことを示す書入れである。紙背は「写経料筆墨納充帳」、「常疏充装潢等帳」として再利用されている。 ※〈文献〉原秀三郎「小杉榲邨旧蔵山背国愛宕郡計帳断簡調査抄報」『日本歴史』 昭和五五年 1988年『藤江家旧蔵 小杉文庫名品抄』、p. 14 |