風景(秋の湖畔)
作品名よみ | ふうけい(あきのこはん) |
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作品名(欧文) | The Chuzenji-Lake in Autumn |
作者 | 中澤弘光 |
種別 | 油彩画 |
受入番号 | 1092 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | O-125 |
員数 | 1 |
形状 | 額装 |
寸法(cm) | 137×212 |
材質 | キャンヴァス、油彩 |
材質英文 | Oil on canvas |
制作年(西暦) | 1919 |
制作年(和暦) | 大正8 |
記銘、年紀 | (右下)HIROMITSU NAKAZAWA 1919 |
受入年度(西暦) | 1995 |
受入年度(和暦) | H7 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 風景 |
解説 | 曾山幸彦に学んだイタリア式のデッサンと、堀江正章に学んだ人物の描写や明るい色調、また黒田清輝の影響などにより、中澤の作品には屋外の明るい景色の中に大きく人物を配したものが多く、宗教的・文学的主題が主流を占めている。一方で、京都、奈良、日光、ヨーロッパなど、旅行のスケッチをもとにした風景を、外光派の明るい色調で描いた作品も残している。この作品もそうした風景画の一点で、大きさや仕上げの状態から、展覧会出品を考えて制作されたものと思われる。 中澤の風景画は、少し上から見下ろす角度で広く視野をとり、パノラマ的に景色が広がる構図が多く見られる。本作においても、前景に大きく3本の樹を配して遠景に雪を頂く連山を望み、湖面の広がりを強調している。描かれた景観から、日光の中禅寺湖と白根山を描いたものと考えられるが、陽光による影を補色によって強く描き出し、外光派の本領を発揮している。 1996年『静岡県立美術館コレクション選』、p. 108 |