ミクロの世界
| 作品名よみ | みくろのせかい |
|---|---|
| 作品名(欧文) | Microcosm |
| 作者 | 難波田龍起 |
| 種別 | 油彩画 |
| 受入番号 | 1075 |
| 枝番号 | 0 |
| 分類番号 | O-119 |
| 員数 | 1 |
| 形状 | 額装 |
| 寸法(cm) | 162.1×130.3 |
| 材質 | キャンヴァス、油彩、エナメル |
| 材質英文 | Oil on canvas |
| 制作年(西暦) | 1966 |
| 制作年(和暦) | 昭和41 |
| 記銘、年紀 | (右下)Nambata |
| 受入年度(西暦) | 1994 |
| 受入年度(和暦) | H6 |
| 受入方法 | 購入 |
| キーワード | 現代 |
| 解説 | 1927年、早稲田大学を中退し、太平洋画会研究所、本郷洋画研究所などで絵画を学んだ難波田は、戦後、抽象絵画へと作風を展開させていった。そして、抽象絵画の動向であるアンフォルメルに出会い、躍動感のある作風へと変化した。 1960年代、難波田は、絵具をたらすドリッピングの技法を用いて独特の世界を築いた。本作では、ドリッピングによるオートマティックな線と渦巻きのある水面のような形象によって、有機的なイメージを表した。作者は、この頃、生命をモチーフにした絵画を多く残している。画面を支配する青灰色はこの時期以来、彼の基調色の一つとなる。アンフォルメルを作者なりに消化し、安易に物質性に傾倒することなく、絵画の空間性を重視した。 |