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鉛と亜鉛のスクエア
作品名よみ | なまりとあえんのすくえあ |
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作品名(欧文) | Lead-Zinc Alloy Square |
作者 | カール・アンドレ |
種別 | 彫刻 |
受入番号 | 1069 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | S-080 |
員数 | 1(100) |
形状 | 立体 |
寸法(cm) | 各0.8×20×20(0.8×200×200) |
材質 | 鉛、亜鉛 (100枚) |
材質英文 | Lead, zinc (100 pieces) |
制作年(西暦) | 1969 |
発表展 | 「今日の美術・造ることの意味-さまざまな「かかわり方」-」静岡県立美術館、1999/12/14~2000/2/11 「2000年全国高等学校総合文化祭 美術・工芸部門展」静岡県立美術館、2000/8/5~8/9 「今日の美術・素材の意味-既成概念とのたたかい」静岡県立美術館、2001/3/16~4/20 「今日の美術 無愛想な美?―県美のミニマルアート」静岡県立美術館、2003/2/18~3/30 「ようこそ現代美術へ―アメリカの夢」静岡県立美術館、2004/7/21~8/8 「我が愛しのコレクション」静岡県立美術館、2006/3/3~4/4 「パラレル・ヒストリーズ 現代アートの諸潮流」静岡県立美術館、2020/11/21~2021/1/11 |
受入年度(西暦) | 1994 |
受入年度(和暦) | H6 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 現代、西洋 |
解説 | アンドレは1967年以降正方形の金属板を規則的に床に並べる作品を制作するようになる。1969年にはニューヨークのグッゲンハイム美術館のロタンダに1260個の正方形の金属板を並ベ、約11m四方の作品を展示した。 本作は1969年にデュッセルドルフのコンラート・フィッシャー画廊で発表されたものであり、床に2種類の異なった金属板を正方形に組み合わせた、この時期の最も特徴的な作品である。この時期の正方形の作品はすべて個々の金属の数とサイズ、金属の種類が異なっており、一つとして同じ組み合わせによるものはない。 これらの金属板を床に並べた作品は、発表当時は見る者が上に乗ることが想定されていた。これは人間が作品の上に乗ることによって起きる物理的な変化さえも含む作品とするというアンドレの考えに基づくものであり、これにより作品には時間の観念が加えられると考えられている。また、美術作品は離れて鑑賞するものであるという従来の美術に対する観念をくつがえし、見る者が参加する美術という視点を提示するものである。 1996年『静岡県立美術館コレクション選』、p. 153 |