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ライオンと蛇

作品名(欧文)Lion Crushing a Serpent
作者アントワーヌ=ルイ・バリー
種別彫刻
受入番号1040
枝番号0
分類番号S-068
員数1
形状立体
寸法(cm)21.3×32.0×18.5
材質ブロンズ
材質英文Bronze
制作年(西暦)1838
記銘、年紀(台座上面)BARYE / 1838 (台座後部右)DE BRAUX FʳⅠ (裏面)D. W. / 39 / 1
受入年度(西暦)1993
受入年度(和暦)H5
受入方法購入
キーワード彫刻、西洋
解説ロマン主義彫刻を代表する作家であるバリーは、マイナーであった動物彫刻を一つのジャンルにまで高めたことでも知られています。なかでも、このライオンと蛇の組み合わせは、激しい動きと緊張したポーズを好んだ作者の代表的なシリーズです。
かま首をもたげて大きく牙をむく蛇を右足で押さえつけ、今にも喰いつこうとするライオンは、荒々しい感情をすばやいタッチで表現するロマン主義の特徴をテーマと表現の両面から、よく示しています。細かい部分の仕上げも見事で、生きた動物だけでなく、死んだ動物や骨格標本なども詳しく研究した成果が生かされているといえるでしょう。
ロダンはバリーについて「私が最も多くを受け取ったのはバリーからであった。」と語っています。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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