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ニンフを連れ去るサテュロス

作品名(欧文)Satyr Carrying off a Nymph
作者アルベール=エルネスト・カリエ=ベルーズ
種別彫刻
受入番号976
枝番号0
分類番号S-052
員数1
形状立体
寸法(cm)56.3×32.2×30.0, 28.0(台座直径)
材質テラコッタ
材質英文Terracotta
制作年(西暦)1868以後
記銘、年紀(台座背面)A. Carrier Belleuse
受入年度(西暦)1992
受入年度(和暦)H4
受入方法購入
キーワード彫刻、西洋
解説若きロダンの師匠としてして知られる19世紀フランスの彫刻家カリエ=ベルーズは、当時流行のかたい新古典主義よりも、18世紀ロココ風のやわらかいスタイルを好んだ作家です。大理石、テラコッタ、ブロンズ、石膏、陶器など幅広い素材を扱っています。
この作品は神話の登場人物2人を見事に表現しています。腰にタンバリンをぶら下げた山羊の脚を持つサテュロスが、ニンフを担ぎ上げ、連れ去ろうとしているところです。粘土を型どりして焼き上げたテラコッタで、サテュロスの脚やニンフの髪、タンバリンなど、作者の技の冴えがみてとれます。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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