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《永遠の休息の精》のトルソ

作品名(欧文)Funerary Spirit / Génie funéraire
作者オーギュスト・ロダン
種別彫刻
受入番号954
枝番号0
分類番号S-050
員数1
形状立体
寸法(cm)86.0×39.0×29.0
材質ブロンズ
材質英文Bronze
記銘、年紀(台座上面左)A.Rodin. (台座前面右)Nᵒ 4 (台座後部)FC印 ©by Musee Rodin 1981
受入年度(西暦)1991
受入年度(和暦)H3
受入方法購入
キーワード彫刻、西洋
解説ロダンは尊敬する画家、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの記念碑の一部として制作した「永遠の休息の精」の像から、頭と両腕を切り取ったトルソも作りました。左足に重心を置いて傾く姿や、お腹に残る亀裂のあとは元の≪永遠の休息の像≫とそっくりです。そして、頭と腕を除いて上半身の形が簡略化されたために、傾いた胴体のシルエットがより際立ったものになり、トルソならではの未完成の美しさが強調されています。ロダンはこのようにトルソという形態を、完成品の前の段階の習作ではなく、よりいっそう完成した造形美として確立した最初の人なのです。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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