ミルトン作『失楽園』 : 万魔殿の出現
作品名(欧文) | Milton's Paradise Lost : Pandemonium / Milton's Paradise Lost : Pandemonium |
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作者 | ジョン・マーティン |
種別 | 版画 |
受入番号 | 940 |
枝番号 | 4 |
分類番号 | P-128 |
形状 | マット装 |
寸法(cm) | 20.5×24.4 |
材質 | 紙、メゾチント、エッチング |
材質英文 | Mezzotint, etching on paper |
制作年(西暦) | 1824 |
記銘、年紀 | (画面左下)J Martin 1824 (中央下)Designed and Engraved by J. Martin Esqr / BOOK 1. LINE 710. / London Published by Septimus Prowett, 23 Old Bond Street, 1825. |
受入年度(西暦) | 1991 |
受入年度(和暦) | H3 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 西洋 |
解説 | 悪魔の軍勢が不思議な力で地獄に打ち立てた宮殿、それが万魔殿である。宮殿の背後にうっすらと巨大な半円形が見えるのだが、これは宮殿よりさらに大きなドーム状の建築を想定しているようである。このドーム状の建築モティーフは、同じ『失楽園』の中でも「神の宮殿」(1-7)、「天国―祝福の河」(1-22)でも見ることが出来る。「莫大な球体」というイメージが、次の「地獄の会議を統括するサタン」(1-5)では、サタンの座す玉座の台に引き継がれていることも、注意しておきたい。 2005年『誘惑の光景―19世紀のロマン主義版画・ドラクロワ、ジョン・マーティンなど―』、p. 23 |