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壷をもつカリアティード
作品名(欧文) | The Fallen Caryatid with Urn / La Cariatide à l'urne |
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作者 | オーギュスト・ロダン |
種別 | 彫刻 |
受入番号 | 920 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | S-036 |
員数 | 1 |
形状 | 立体 |
寸法(cm) | 123.7×80.5×81.3 |
材質 | ブロンズ |
材質英文 | Bronze |
制作年(西暦) | 1883頃 |
記銘、年紀 | (台座左上)RODIN E.A Ⅱ/Ⅳ (台座後部)Susse Fondeur Paris / © MUSEE RODIN 1986 |
受入年度(西暦) | 1990 |
受入年度(和暦) | H2 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 彫刻、西洋 |
解説 | いかにも重そうな壺を左の肩にかついでしゃがんでいる女性の姿は、見ていて痛々しいほどです。カリアティードというのは、古代ギリシアの神殿や中世ヨーロッパの寺院建築で梁を支える柱の変わりに用いられた、衣服を付けた女性の像のことです。これは、昔ギリシアの町カリアが敵国のペルシアと密かに通じ合ったためにカリアの女性たちは永遠に重い荷物を負う罰を与えられたという伝説にもとづいています。ロダン≪地獄の門≫から独立した像として制作し、苦難に耐える人間の象徴としたのでした。同じかたち≪打ちひしがれたカリアティード≫が≪地獄の門≫の左柱の頂に装飾模様に半ば隠れるように登場していますから、比べて鑑賞してみて下さい。 (当館旧ウェブサイト 作品解説より) |