顔 : カフェの音楽
作品名(欧文) | Faces : Café Music / Gesichter : Cafémusik |
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作者 | マックス・ベックマン |
種別 | 版画 |
受入番号 | 906 |
枝番号 | 9 |
分類番号 | P-117 |
形状 | マット装 |
寸法(cm) | 30.7×22.7 |
材質 | 紙、ドライポイント |
材質英文 | Drypoint on paper |
制作年(西暦) | 1914 - 1918頃(1919刊行) |
記銘、年紀 | (右下)beckmann |
受入年度(西暦) | 1990 |
受入年度(和暦) | H2 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 西洋 |
解説 | イタリアで絵画を学んだ後、志願して第一次世界大戦に従軍したベックマンは、精神を病んで除隊し、静養しながら制作活動に励んだ。『顔』は初の版画集で、美術史家のマイヤー=グレーフェが出版を提案し、19点の作品の選択や配列も行なった。銃後の生活下での人々の不安定な状況や心理を、束の間の平和を感じさせる幾枚かを織り交ぜつつ、描き出す。妻が声楽家だったことかち、音楽は作家にとって身近な存在だった。カフェでの弦楽器の演奏を聴く人々の表情には、楽しみよりも不安が見え隠れする。 |