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ポガニー嬢Ⅱ

作品名(欧文)Mademoiselle PoganyⅡ / Mademoiselle PoganyⅡ
作者コンスタンティン・ブランクーシ
種別彫刻
受入番号902
枝番号0
分類番号S-034
員数1
形状立体
寸法(cm)57.0×18.0×26.0
材質磨きブロンズ、砂石
材質英文Polished bronze, sandstone
制作年(西暦)1925
記銘、年紀(ブロンズ底面)C.BRANCUSI 1/8 Susse Fondeur Paris
受入年度(西暦)1990
受入年度(和暦)H2
受入方法購入
キーワード彫刻、西洋
解説現代彫刻に大きな影響を与えたブランクーシは、30歳の時ロダンにしばらく弟子入りしますが、「大木の下にはなにも育たない」と考えてロダンから離れ、人や物の形を写実的に写すのではなく、本質を表現しようとしていきます。その結果単純なフォルムと流れるようなラインを持つ独特の作品が生み出されました。表面をぴかぴかに磨き上げるのも特徴の一つで、作品に絶対的な形を与えるために必要であると作者自身が述べています。下の粗い部分と光り輝くスムースな面は、ブランクーシならではの見事なコントラストを作り出しています。
この作品は数少ない肖像彫刻で、ハンガリー人の画家のマージット・ポガニーがモデルをつとめています。ブランクーシのアトリエ近くに住んでいたポガニーは、モデルとして彼の前に何度か座らせられました。この像は約20年間にわたって制作された3つのシリーズの内に2番目の作品です。丸い頭に大きな目という単純な形ながら、見る角度によって、いろいろな表情を見せてくれます。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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